マンタです。現在は鬱病治療しながら次のビジネス、音楽や趣味を探求し、新しい生活様式を模索しています。
今回は結構な真面目ネタです。
2022年は色々大きな決断があり、7年勤めた会社をやめ、次の会社へ転職をきめ、そして最終的には独立(フリーランス)でやるための計画の一歩として、前職卒業生と一緒に事業をするため個人事業主の申請を行いました。
ただ色々調整があるので、すぐに仕事というわけにはいかず、また私自身も2月いっぱいが次の会社入社までのインターバルとしてまるまる予定が空きました。
ということで音楽活動もあるため、PCでできる在宅系ワークとして「Crowdworks」を通じて仕事をいくつかこなしてみましたが、かなり“儲からない”というか“本質的な意味のない”仕事が多いように見受けられたので、ちょっと危機感を感じ、記事としてまとめてみます。
Crowdworksで体験した低単価で簡単にチャレンジできた仕事
1.アフィリエイト広告としての意味が薄れる体験記事作成業務
まず1つ目ですが、企業が”認知獲得”や”リード獲得”のために行っているアフィリエイト広告から申し込みをして、実際に無料体験を受け、記事を作成するという業務を行いました。
1記事¥500の価格となります。記事自体は200~300文字のためすぐに書くことができるのですが、無料体験をすること自体が非常に時間がかかります。短ければ30分ですが、長いものは1.5時間以上かかります。
とすると時間帯あたりの単価は非常に低くなります。はっきり言えば儲けなどありません。
またこの報酬を受け取るための申し込みのため企業が得たリードとしての価値はほぼ皆無です。もちろん中には、英会話教室など気に入って入会するケースもあると思います。
(私は最悪入会しても良いかもなというものだけをやってみました)
2.エロ音声の音声を文字起こしする仕事
2つ目は文字起こしです。議事録やテレビ番組などいろんな音声ファイルは存在すると思いますし、今回の案内では一旦Web上の”自動文字起こしツール”にかけて文字起こしの基礎を作り、誤字や表現を修正するというものでした。
そしてその内容は、擬音などが多い、エロの音声でした。
男性向けの内容のため、私はそれほど嫌悪感がありませんでしたが、募集要項には特に記載がないため、正直女性には厳しい内容ではないかと・・・。また逆の要望のあるのかもしれませんが、この文字起こしをする意図がよくわかりません。
もちろんエロ系は人間の3大欲求の1つであり、現実として”お金”になるビジネス領域なので、何か利用用途があるのだと思いますが、”自動文字起こし”の精度が悪い(擬音だらけなのでw)ため、ほぼ全部やり直しになります。
簡易な仕事から考えられること
上記はほぼ間違いなく”スキルがない方”が行う内容でしょう。もちろんCrowdworksにはもっと単価の高い仕事がたくさんありました。
ただ動画作成等のスキルが自分は高いわけではなく、また音楽活動やすでに本筋の副業や本業のインプット事項が多くあったため、手軽にでき時間をコントロールできる文字起こし系をあえて中心に選んでみました。
スキルがない方は低単価×長期労働(自宅で行う)でこの辺りを賄っているんでしょう。
ただ私の単価は、先輩方と行うビジネスの場合はレクチャーだと¥10,000/h、そのほかの問い合わせ対応であっても¥3,000~¥4,000/hという単価になるレベルです。
さらに本業となる方ではいわゆる年収の壁は突破できる状態であり、副業と合わせて1本を超えることができる状態になっています。
比較的DXという業界において稀有なスキルを保持しているので、上記単価でもお仕事をいただける状態です。
Crowdworksからもオファーメールで私の持つスキルに関する仕事がやってきます。これはかなり適正な単価になっている印象ですが、今は手一杯になりそうなので控えています。
つまるところ何か1つのスキルもしくは、複数のスキルを持っていることで、単価、年収、こういったものに大きく差がつく時代なんだということを、上記世界を知ることで再認識できました。
いろんなメディアや媒体でこういう話が上がっていますが、実際に経験してみるまでが、自分が“どちら側”にいるのかは明確ではなく、また想像していた以上に格差があるんだなということがわかりました。
ChatGPTなどAI技術の発展により、低単価、単純作業は機械に奪われる
そしてもう1点。今回請け負ったような、アフィリエイト広告、記事執筆、文字起こしなどの低単価、単純作業はChatGPT等AI技術の発展により、確実に仕事を失います。
特にアフィリエイト広告は顕著で、今後Cookieの制御など個人情報の取り扱いの変化により、広告のあり方自体が変わってくるでしょう。
GoogleもAIを開発していますが、現時点ではChatGPTに大きく負けており、このままだとGoogle検索をしなくなり、広告ビジネス自体がAIにより崩壊する可能性があります。
また実際に私も触っていますが、ChatGPTの精度は凄まじく、また文章もかなり自然です。内容によっては人が作るよりも正確で正しい内容をものの何十秒で返してくれます。
こちらの記事でも話題になりましたが、「打ち上げ失敗」「打ち上げ中止」の正しい判断をChatGPTは適切に回答してみせました。それに比べこの記者としたら・・・。
詰まるところ文章を生業とするはずの記者すらAIに取って代わられる時代なのです。
そのため単純作業だけを生業とするような人は不要となり、AIを使える側、もしくはAIが代替できないようなスキルの組み合わせ(1つのスキルだけだとAIが対応できる可能性があるため)を身につけておかなければ、今安泰でもその先がないでしょう。
世界の経済は徐々に右肩下がりになっている
日本のニュースは、面白い話題やルフィによる詐欺の件など、当たり障りなく身近なネタしか報道していませんが、現在進行形でアメリカのTech大手はリストラを続けています。
Tech企業だからこそ、Techにその存在意義を奪われた人間から脱落していってしまうのです。またイーロン・マスクのようにTwitterの大リストラをしても、残ったメンバーだけでTwitterが安定運用しているように、今の企業は”実際には不要”な人材を多く抱えていることがわかります。
これは年功序列・終身雇用を謳ってきた日本はより酷い状況でしょう。日本は社員の解雇に厳しいためなんとか難を逃れている人がいますが、岸田政権は人材の流動性を促そうとしているため、それにより結果能力のない方がリストラされ、スキルがないので、低単価な仕事につくものの、それもAIに代替されて仕事を失う・・・。
そういう未来がすぐそこまできている状態です。
これがもう定年間近の老人であればいいですが、若い世代だと由々しき問題です。
この先不安定な時代だからこそ、答えのある問題を解く力ではなく、答えのない問題を解く力、そして実際に行動しながら考えていく力、まさに”ベンチャースピリッツ“が求められる時代になってきています。
私の副業実施、個人事業主化などは全てそのための”やってみた“に過ぎません。私は今まで会計や税金周りを勉強してきてはいなかったため現在やってみたと合わせて並行して学習も続けています。このように未知のものに対して、とりあえず当たって砕けないようにしていく精神が今後最も重要な要素になるだろうと40代近くになり思うところですw
今回はちょっと真面目に在宅ワークにおける闇とその解消方法、今度の不安定なビジネス界を生き残るための秘訣みたいなものを色々経験してきた内容からまとめてみました。
数億というレベルでの成功はまだしていませんが、全体の数%に該当する年収レベルまで到達したことを考えると色々遠回りした中でも一つの成功例ではないかなと思っているので、気になった人はぜひ継続してみていただけると幸いです。
何か質問などあれば、各種媒体で連絡をいただけると幸いです。
またBlog以外にもYoutubeやTwitterでも情報発信をしていますので、よかったら覗いていただき、フォローいただけると励みになります♪
ブログ再開してみました。
noteとかとうまく併用していければと思います。youtubeとかももっとうまく利用できると面白くできそうかなぁhttps://t.co/6gMgoaFYfM
— しんたろう-Manta- (@chopindepon41) May 29, 2021
本日もご拝読有難うございました♪
引き続きよろしくお願いしマンタ!!!
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