こんにちは、水野です。MA/CRM業界のマネージャーとして本業でAIビジネスを設計しつつ、副業でスタートアップの営業戦略を支援し、ミュージシャン活動もしています。香りは「言葉にしない自己紹介」だと思っていて、なかでもメゾン マルジェラ(Maison Margiela)のフレグランスが好きで、レプリカを中心に少しずつ集めてきました。
今回手に入れたのは、マルジェラが2026年に発表した新しいオートクチュール フレグランスコレクション「センツォリウム(Sentōrium)」。【希望・怒り・驚嘆・覚悟・至福・狂喜】という6つの感情を香りにした全6種のシリーズで、私が選んだのはChapter 6【狂喜】– Fit of Folly(フィット オブ フォリー)です。1本75mlで参考価格 ¥62,700、現在は「メゾン マルジェラ ファッション ブティック」で先行発売中の、かなりプレミアムな1本です(2026年5月時点)。
結論から言うと、Fit of Folly は「甘さに頼らず、ウッドとムスクで“とけていく”ような偏った香り」。万人受けを狙った優等生ではなく、マルジェラの香りが好きな人ほど深く刺さるタイプでした。この記事では、まず香水の基礎用語(オードトワレ・オードパルファム・パルファンの違い/香りの移り変わり)をやさしく整理してから、Fit of Folly のレビューと、入り口として手に取りやすいAmazonで買えるレプリカ3本を紹介します。「香りを知って、興味を持って、試してみる」までを1ページで完結できるようにまとめました。

この香水(フレグランス)は誰向け?
- マルジェラのレプリカが好きで、もう一段深い世界観を試したい人
- 甘い香りが得意ではなく、ウッディ/ムスク系のクールな香りを探している人
- 人とかぶらない、少し“偏った”個性的な香りをまといたい人
- これから香水を始めたくて、まず違いと選び方を知りたい人(→ 後半のAmazonで試せる3本へ)
そもそも「オードトワレ」「オードパルファム」「パルファン」の違いは?
香水のボトルに書かれている「EDT」「EDP」「Parfum」は、ざっくり言うと香料の濃さ(賦香率)と、香りの持続時間の違いです。数字はブランドや製品で幅がありますが、一般的な目安は次のとおりです。
| 種別 | 略称 | 賦香率の目安 | 持続の目安 | キャラクター |
|---|---|---|---|---|
| パルファン | Parfum / Extrait | 約15〜30% | 約5〜12時間 | 最も濃く、余韻が長い。少量で香る贅沢仕様 |
| オードパルファム | EDP | 約10〜15% | 約5〜7時間 | しっかり香り、日常〜勝負どころまで万能 |
| オードトワレ | EDT | 約5〜10% | 約3〜4時間 | 軽やかで爽やか。重ね付けや日中向き |
| オーデコロン | EDC | 約2〜5% | 約1〜2時間 | シャワー後のように軽い。気軽な普段使い |
ポイントは「濃い=良い」ではないこと。濃いほど存在感と持続は増す一方、シーンによっては軽いEDTのほうが心地よいこともあります。今回の Fit of Folly は最も濃い「パルファン」、後半で紹介するレプリカはEDT/EDPです。
香りはどう移り変わる?(トップ・ミドル・ラストの3段階)
香水は時間とともに香りが変化していくのが面白いところ。つけた瞬間と数時間後では、まるで別の香りに感じられることもあります。この移り変わりは「香りのピラミッド」と呼ばれ、大きく3段階に分かれます。
1. トップノート(つけてすぐ〜30分ほど)
第一印象を決める香り。揮発しやすいシトラスやハーブ、グリーン系が多く、店頭でシュッと試した瞬間に感じるのはここです。
2. ミドルノート/ハートノート(30分〜2・3時間)
香りの主役。フローラルやスパイスなどが中心で、その香水の“らしさ”が一番出る時間帯です。
3. ラストノート/ベースノート(数時間後〜)
肌に残る余韻。ウッド、ムスク、アンバーなど重い香りが多く、その人の体温と混ざって「自分の香り」になっていきます。
香水を選ぶときは店頭でつけてから時間を置いて、ラストまで確認するのがおすすめ。最初の印象だけで判断すると、数時間後の本命の香りを見逃してしまいます。
今回購入した「センツォリウム Fit of Folly(狂喜)」とは?
スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | センツォリウム パルファン フィット オブ フォリー(Fit of Folly) |
| ブランド | メゾン マルジェラ(Maison Margiela) |
| コレクション | センツォリウム(Chapter 6【狂喜】) |
| 種別 | パルファン |
| 容量 | 75ml |
| 参考価格 | ¥62,700(税込・メーカー希望小売価格) |
| 主な香調 | パチョリ/アンバリー ウッド/ミネラル ムスク |
| 取り扱い | メゾン マルジェラ ファッション ブティックで先行発売(2026年5月時点) |
ハイライト3つ
1. 甘さに頼らない、ウッド&ムスクの“とけていく”香り
Fit of Folly のテーマは、メーカーの説明によれば「理性を脱ぎ捨て、狂気の渦にとけゆく香り」。実際に手の甲につけてみると、トップからパチョリの土っぽくミステリアスな香りが立ち上がり、時間とともにアンバリー ウッドの奥行きとミネラル ムスクの澄んだ余韻へと移っていきます。砂糖のような甘さがほぼ無いのが個人的にとても好みで、甘い香りが得意でない人ほど心地よく感じられるはずです。
2. “偏り”がそのまま個性になる香り
正直に言うと、これは誰にでもすすめられる優等生な香りではありません。クセが強く、好みがはっきり分かれる偏った系統です。ただ、マルジェラの香りが好きな人にとっては、その偏りこそが魅力。人とかぶらない、自分だけの空気をまとえる感覚があって、纏うたびに少し気分が上がります。
3. パルファンならではの濃さと余韻
最も賦香率の高いパルファンなので、少量でもしっかり香り、余韻が長く続くのが贅沢なところ。つけすぎるとさすがに重くなるので、手首や首元に1プッシュで十分。夜やここぞという日に向く、密度の高い香りでした。
購入はこちら|私のマルジェラ・コレクション(Amazonで試せるレプリカ3本)
Fit of Folly はブティック限定で、価格もぐっと上がります。「いきなりは試しにくい……」という人に向けて、私が実際に使っている、Amazonでも買えるレプリカ(REPLICA)3本を紹介します。レプリカは“記憶や情景を香りで再現する”人気シリーズで、マルジェラの入り口にぴったりです。

1. オードトワレ|When the Rain Stops(ウェン ザ レイン ストップス)
私が一番最初に買ったマルジェラの香水。雨上がりをイメージした香りで、梅雨の時期のジメジメを軽やかにかわしてくれるような爽やかさがあります。個人的には香りが華やかに立ち上がるのが好きで、軽さのあるEDTなので春から夏、日中の使い始めにぴったり。マルジェラ最初の1本としておすすめしやすい香りです。
2. オードパルファム|Dancing on the Moon(ダンシング オン ザ ムーン)
これは仕事や、初対面の人に会うシーンで使う1本。もともとウッドの強い香りが好きなのですが、それだけだと“冷たい人”という印象がつきそうなので、初対面ではやわらかく香らせたい。その点 Dancing on the Moon は軽やかで“丸い”イメージがあり、EDPでほどよく続くので、ビジネスシーンの相棒として重宝しています。
3. オードパルファム|Soul of the Forest(ソウル オブ ザ フォレスト)
私がマルジェラの香水にハマったきっかけがこの1本。森の奥のような強いキャラクターと神秘的な香りが感じられて、いまでもお気に入りです。甘さが一切ないのも私にとっては大きな魅力。Fit of Folly の“甘くないウッディ”が気になる人は、まずこのSoul of the Forestから入ると世界観がつながりやすいと思います。
どれから試すべき?(香りのタイプ別 早見表)
| こんな人・シーン | おすすめ | 種別 |
|---|---|---|
| はじめての1本/春夏・日中に軽く | When the Rain Stops | EDT |
| 仕事・初対面でやわらかく好印象に | Dancing on the Moon | EDP |
| 甘くない、神秘的なウッディが好き | Soul of the Forest | EDP |
| 偏った個性派・夜や勝負どころに | Fit of Folly(センツォリウム) | パルファン |
気になった点・注意点は?
- Fit of Folly は好みがはっきり分かれる。クセのある偏った系統なので、万人受けは狙っていません。必ず店頭で試してから判断するのがおすすめです
- 価格はプレミアム。センツォリウムは75mlで参考価格 ¥62,700。まずはAmazonで買えるレプリカで“マルジェラの方向性”を確かめてからのほうが失敗が少ないです
- 香りの感じ方は人それぞれ。賦香率や持続時間はあくまで一般的な目安で、肌質・体温・気温で変わります。レビューも私個人の感想として読んでください
こんな人におすすめ
- 甘い香りが苦手で、ウッディ・ムスク系のクールな香りを探している人
- マルジェラ/レプリカが好きで、もう一歩踏み込んだ香りを試したい人
- 人とかぶらない、個性的で“偏った”香りをまといたい人
- これから香水を始めたい初心者(まずはレプリカのEDT/EDPから)
まとめ
センツォリウム Fit of Folly は、甘さに頼らずウッドとムスクで“とけていく”、偏りのある個性派フレグランスでした。
- 甘くないウッディ&ムスクで、大人っぽくクールな香り
- 万人受けではないが、マルジェラ好きほど深く刺さる偏った系統
- 最も濃いパルファンで、少量でも長く香る贅沢仕様
マルジェラが好きで、ちょっと偏った香りが好みの人なら、きっと「これ、いい」と思ってもらえるはず。まずはAmazonで買えるレプリカ3本で世界観を確かめて、もっと深く知りたくなったら——気になる方はぜひマルジェラの店舗(メゾン マルジェラ ファッション ブティック)に行って、センツォリウムを実際に試してみてください!
なお、センツォリウム全6種の世界観についてはPrecious.jpの先行発売記事が詳しいので、あわせて読むとより楽しめます。
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