マンタです。普段はスタートアップ企業で働き、週末は音楽や趣味を探求し新しい生活様式を模索しています。
今回は私の学生時代の時のベースの師匠である「井上陽介」さんのソロライブがあるとのことで、福岡は大橋の「bar柑」さんへ行ってきました。
8月28日、福岡のBar柑にて井上陽介ベースソロライブを開催していただきました。今の難しい状況で色々と悩ましいところですが、来ていただいたお客様にエネルギーをいただき、ライブを行ってよかったと思いました。会場を提供していただいた友納さんの素敵な計らいに感謝です。ありがとうございました! pic.twitter.com/0v1UAN1aWp
— 井上陽介 (@yosukeinouejazz) August 28, 2021
今年のニューコンボへのツアーは行けなかったのでかなりしょんぼりしていたのですが、ソロライブという未だ未経験のライブがあるとのことで飛んで行きましたw
ウッドベースの可能性を垣間見えるライブ
井上さんだからこそできるベース1本(アンプもなしです)でのライブ。
そこではウッドベースという楽器のクリエイティビティの懐の深さを改めて認識させてくれるものでした。
普段はバンドの縁の下の力持ち、骨太な4ビートを刻むことを求められるベースですが、いざバンドという枠から解放されることで「ここまでできるんだ」とびっくりしました。
もちろん主旋律を弾くこともできればコードも弾ける、かつアルコ(弓)もありと多様な姿を見せることができる楽器ではあるのですが、知っているだけと実際の演奏を見ることがここまで違うのかと痛感しました。
そんな井上さんの新譜「NEXT STEP」が発売中です
今回はベースソロでしたが、井上さんのTrioの最新作、そして記念すべき10枚目のアルバム「Next step」が2021年9月1日に発売しました。
まずは前作「NEW STORY」の時と比較してTrioとしてのまとまりが非常に高くなっていることです。これはやはりツアーを通じてより関係性が高まったことが考えられます。
また選曲が素晴らしいです。井上さんのCDを弟子の頃より長く聞いていますが、井上さんが選択される楽曲はいつも私の好みど真ん中なんですね。
今回もスタンダードのWAVEやPat Methenyの名曲「Travels」などもともと美しい楽曲を井上さんアレンジの元さらに素晴らしい曲に仕上げていらっしゃいます。
また今回はもちろんApple Musicなどのサブスクでも聴けますが、CDには村上春樹さんのライナーやメンバーの楽曲解説などCDにしかないお楽しみ要素もありますので、ぜひCDを買ってみていただきたいです。
(コロナ禍でなければ直接ご本人のから買いたい所ですが)
またこのライブを通じて新たなつながりを得ることができました
正直9月に友人の結婚式(本当にやれるのか・・・)があり、その場で演奏をするため楽器を一時的に東京に戻しており、今はエレベを引いている状態です。
そのままでもいいかなと思っていましたが、今回井上さんのライブにお邪魔することで福岡でプレイされているピアニストの方と繋がることができました。
その方を通じて色々いい感じのセッションができるお店を伺うことができたので改めて楽器を持ち帰ってきて、福岡でも演奏をできるコミュニティを探し改めてちゃんと演奏ができるようになりたいなと思うことができました。
コロナ禍でなかなか人の集まりの場には行きにくい状況が続きますが、やはりこういう場ならではの出会いがあるなと再確認できました。
まだまだ緊急事態宣言も延長され、先行きが見えない中ではありますが、コロナワクチンの接種も進み、感染者数や重症化率が低下しているという情報も見られています。
今年中ぐらいには色々ワクチン接種者への行動制限の回避など色々なアクションがされそうなので、それを待ちながらしっかりと練習をして、福岡での自分のライブができるようにできればなと思っています。
またもし福岡(天神、赤坂近辺)で良いJAZZセッションの場があれば情報をいただけると幸いです。
本日もご拝読ありがとうございました!
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