マンタです。普段はスタートアップ企業で働き、週末は音楽や趣味を探求し新しい生活様式を模索しています。
今回はTatooのお話です。しかもデザインどうこうではなく、自分の体に今回は入れました。30代中盤にして人生初Tatooです。(当たり前かもしれませんが)
その経緯と実際に入れてみた体験談をまとめて見たいと思います。Tatooに憧れや「入れてみようかな」と考えている人の役に少しでもなれば嬉しいです。
きっかけ
Tatooを入れようと決意したきっかけはやはりこの記事に書いた、うつ病による「休職」です。
これまで、会社を少し休むなどはありましたが、明確に「診断書」ありの状態で会社を「休職」するということはありませんでした。というかそもそも私の基本的な考え方として「仕事=労働」ではありません。私にとっては「仕事=趣味」なのです。
労働として考えていたら私は仕事ができないし、正直ただお金を稼ぐだけであれば時給の高いアルバイトで良くないかと結構本気で考えていたりまします。
そんな私だからこそ「仕事=趣味」から「仕事=労働」になってしまったことに気づけず、鬱になってしまったとということは「大きな反省点」なのです。
そのため今回の一連の出来事を「絶対に忘れない」ためにTatooとして、文字通り「身に刻む」ことをしようと決意しました。
まずこの点が他の方の考え方と大きく異なると思います。
ファッションとして、かっこいいから、強そうに見えるからという理由ではなく、私は「忘れない」ためにTatooを入れています。つまりそれぐらい強い思いがないと、入れた後、後悔することになるからです。
私自身はTatooを入れていますので、Tatooを入れている人などへの偏見はありません。しかし、日本という社会、会社、おそらく友人、家族には受け入れてもらえないでしょう。彫り師さんも言っていましたが、1つでも入っていればやはり「汚れ」として見られ、「怖い」というイメージを持たれることは間違いありません。
そしてそれが消えることはありません。消せますが、入れる時の何倍もの費用がかかり、また綺麗に消えることはありません。これから1個目を入れようと思っている人は、改めてTatooとはそういうものであるということを理解しておいた方が良いです。
デザイン・入れた箇所
私のTatooデザインは”鳳凰”です。デザインはサモアの人たちが入れているような「トライバル」という伝統的な柄で黒1色のものになります。
そしてこの柄を左肩甲骨〜肩に少しかかる位置にいれています。
もたせた意味
もちろん今回は入れるデザイン、位置にこだわりを持ちました。
鳳凰を選択したのは「再生」と「優雅さ」を持ちたいからです。
今回の休職は改めて自分との向きあう時間となり、そして理解することができました。しかしそのままでは改めてビジネスの現場に行った際に、弱いままであろうと。
そこで、自ら火に飛び込むことで再生をする鳳凰の力を授かりたく、このデザインにしました。
また鳳凰は非常に美しく、優雅が姿をしています。
この優雅さを見失なうことは、無理、無茶をしている状態と同義だと考えるので、常に優雅さを忘れることなく持ち続けられるように願をかけています。
また左の肩甲骨に入れた理由は、心臓に近い位置に入れたかったからです。
「心に火をくべろ」など熱いメッセージには、心と火が良く利用されます。
今回うつ病という状態を、心の暖炉に火がついていない状態とすると、そこに鳳凰という火を入れて心を再度燃焼させる。つまり「自分自身を貫く戦いを再開するぞ」という心構えなのです。
大まかなステップと費用感
ここまで読んでいる人は大体覚悟などは決まっているかと思います。
この後は実際に経験した大まかなステップと費用感を記載します。なお費用感についてはデザインの複雑性や大きさによって変わりますので、記載するのはあくまでマンタが今回入れた内容でお伝えします。
まずステップは以下の通りです。
①予約してヒアリングを行う
②デザインを彫っていく
③色を入れていく
①予約してヒアリングを行う
今回は事前にメールフォームから連絡して予約した上で行きました。
いつきてもいいよというスタジオもありますが、やはり事前に連絡した方が混雑とかしなくていいでしょう。
なおあらかじめ入れたいモチーフなどを決めておくと話がスムーズです。
なければ相談するのがいいかもです。
その後入れる箇所とサイズを測り、次回の日付を決めてこの日は終了となります。
なおこの際に「預かり金」が発生するので、現金は持ち合わせた方がいいです。
(こういうところは電子決済やカードなどはほとんど使えないので)
私の場合は少し大きめなので預かり金は¥20,000でしたが、手のひらサイズぐらいまでであればデザインの複雑さにもよりますが大体¥10,000〜ぐらいのイメージになります。
ちなみに私はこちらのスタジオでお世話になっています。
結構感じの良いあっけらかんとした方でしたw
②デザインを彫っていく
この工程で小さいものは色も入れてまとめて1回で終わるパターンもあると思います。
しかしお伝えしたように今回私が入れたものは手のひらを超えるサイズ感のため何度か対応する必要があります。
その場合は、まずデザインの全体像を先に掘りきってしまいます。
これだけでも結構シンプルで良い感じにはなります。
なお、これが初回でしたが彫る際の痛み自体は大したことはありません。
ただそのあと結構ジンジンする痛みが続き、彫った直後はカバンとかが擦れると結構痛いので気をつけた方が良いです。
また掘った箇所はいわゆる「傷口」のようなものなので、痒くなる人が多いそうですが、私は初回はそれほど痒くありませんでした。
また費用については施術の都度払っていく形となります。
大きさや内容によりますが、自分の場合は大体1回あたり¥40,000ぐらいとなっています。
また注意点ですが、「汚れてもいい服装」でいきましょう。
Tatooのインクは服につくと絶対に落ちません。また施術後には乾かないようにラップ等をしてくれますが、その間から、汗と混じったインクが染み出したりするので、上半身に関しては捨てる寸前ぐらいのTシャツ、下半身の場合は、色がついても目立たないか捨てられるパンツを履いていくことを推奨します。
③色を入れていく
最後の工程はこのデザインに色を入れている形になります。
これも私のは大きいので2回に分けて色を入れていきました。
この色を入れる工程も、痛みは思った程ではなく、また彫った後の痛みは正直ほとんどありませんでした。しかし前回なかった痒さはこちらの方が発生しました。もちろん我慢できないほどではありませんし、それでかきむしってしまうとせっかくのデザインが崩れる可能性があるので痒くても我慢しましょうw
ということで2回色を入れて完成したのがこちらです。
やはり色が入った方が、Tatoo感出ますね。
完成しましたが、自分は入れた目的から人に見せるようのものではないので、大っぴらにすることはありませんが、背中に背負っている感覚は毎朝確認できるので、入れた意味を思い返すことができます。
今回は本当にニッチで、まだまだ一般的ではない「Tatoo」についてまとめてみました。
想定よりも大きくなりましたが、まぁ今回のいれたきっかけを考えれば、これぐらい大きい方がいいかなとも思います。
もちろんこれでいくつかの施設への入店等ができなくなりますが、どんどん緩和していっているので、その内普通に入れるのかなぁと。まぁ入れなくても困らないのですが。
また改めてお伝えしますが、この記事はTatooを入れることを推奨するものではありません。しかし人生にはいろいろあるので、その有難い各種注告をもらっても入れる場合もあるかと思います。
そんな方の役に立てば嬉しいです♪
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ブログ再開してみました。
noteとかとうまく併用していければと思います。youtubeとかももっとうまく利用できると面白くできそうかなぁhttps://t.co/6gMgoaFYfM
— マンタ|自由人 (@chopindepon41) May 29, 2021
本日もご拝読有難うございました♪
引き続きよろしくお願いしマンタ!!!
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