マンタです。DX/RevOpsコンサルタント、副業ミュージシャン兼個人事業主として次のビジネス、音楽や趣味を探求し、新しい生活様式を模索しています。

先日こちらの記事にてiPhoen16proの最適アイテムを紹介しましたが、それに飽き足らず、Macbook AirをM1→M4へ変更してみました。技術的な進化に加え、日常使いでどのような変化があったのかを詳しくお伝えします。これであと4年は戦えるようになった気がしますw
M1との別れ:買い替えの決断
3年前に購入したM1 MacBook Airは、Intel時代からの大きな進化として当時話題になりました。バッテリーの持ちの良さ、ファンレス設計での静音性、そして何よりIntelモデルとは比較にならない処理速度に感動したものです。
しかし最近、動画編集やプログラミング作業が増え、時折もどかしさを感じることが多くなってきました。特に複数の大きなプロジェクトを同時に開いたり、4K動画の編集をしたりする際には、明らかな遅延を感じるようになっていました。
そんな中発表されたM4チップ。AppleのSiliconロードマップの集大成とも言える進化を遂げたこのチップに、いよいよ買い替え時だと判断しました。
スペック比較:数字で見る進化
まずは、私が使用していたM1 MacBookと新しいM4 MacBookの主要スペックを比較してみましょう。
項目 | M1 MacBook Air | M4 MacBook Air |
---|---|---|
CPU | 8コア(4性能コア + 4効率コア) | 10コア(6性能コア + 4効率コア) |
GPU | 7コア | 10コア |
Neural Engine | 16コア | 16コア(第2世代) |
メモリ | 8GB 統合メモリ | 24GB 統合メモリ |
メモリ帯域幅 | 68.25 GB/s | 120 GB/s |
ストレージ | 256GB SSD | 512GB SSD |
数字だけ見ても、CPUとGPUのコア数増加、メモリの帯域幅アップ、そしてストレージも倍増させました。特にメモリは8GBから24GBへの大幅アップグレードが今回の買い替えの最大の動機でした。メモリ容量が3倍になったことで、仮想環境の構築や大規模なデータセットを扱う作業が格段に効率化されています。
パフォーマンス:体感できる速度向上
日常使用での体感
まず驚いたのは、起動の速さです。M1でも十分速かったのですが、M4ではさらに瞬時に立ち上がります。しかし本当の違いは、複数の重いアプリケーションを同時に動かした時に現れました。
- Webブラウジング: 複数のタブを開いても、全く問題なし。M1でも問題なかったので当然といえば当然ですが、30以上のタブを開いても一切のもたつきがありません。
- 動画編集: Final Cut Proでの4K動画編集が格段に速くなりました。レンダリング時間は約40%短縮されています。
- プログラミング: Visual Studio Codeと複数のDockerコンテナを走らせながら開発する際、M1では時々メモリ不足を感じましたが、24GBメモリのM4では複数の仮想環境を同時に稼働させても余裕があります。
- 写真編集: Lightroomでの大量RAW現像が明らかに速くなりました。
ベンチマーク結果
Geekbenchのスコアでは、M1と比較して単一コアで約35%、マルチコアで約50%向上しています。特に機械学習関連のタスクでは、新しいNeural Engineの効果もあり、2倍近い性能向上が見られました。
バッテリー持続時間:効率性の進化
M1 MacBook Airのバッテリー寿命は既に素晴らしいものでしたが、M4ではさらに向上しています。
- ウェブブラウジング: M1で約12時間→M4で約15時間
- 動画再生: M1で約18時間→M4で約22時間
- 重い作業(動画編集など): M1で約6時間→M4で約8時間
電力効率の向上により、同じバッテリー容量でもより長く使えるようになっています。特に驚いたのは、重い作業をしてもバッテリーの減りが緩やかになったこと。出先での作業がさらに安心してできるようになりました。
デザインと物理的変更点
M4 MacBook Airは、基本的なデザイン哲学はM1世代と変わりませんが、いくつかの重要な違いがあります。
- ポート: M1では2つのThunderbolt/USB 4ポートのみでしたが、M4では3つに増加。ドングル生活からの解放がさらに進みました。
- 重量: わずかに軽量化されており、持ち運びがさらに楽になっています。
- ディスプレイ: 液晶の質はほぼ同等ですが、M4モデルではより明るくなっており、屋外での視認性が向上しています。
使用体験:予想を超えた快適さ
良かった点
- サイレント操作: M1同様、M4もファンレス設計。どんなに負荷をかけても静かなままです。
- 瞬時の応答性: アプリの起動、ファイルのコピー、画面の切り替えなど、すべての操作がより瞬時に行われるようになりました。
- マルチタスク: これが最大の違いです。M1では複数の重いアプリを開くとメモリ圧迫を感じましたが、24GBメモリのM4では仮想マシン、大規模なデータベース、画像編集ソフトを同時に開いても余裕で動作します。
期待と違った点
正直なところ、M1からの進化が「革命的」というよりは「進化的」な印象です。M1自体が既に優れていたため、日常的な軽作業だけなら買い替えの必要性を感じない人もいるかもしれません。
驚いた機能
Apple Intelligenceとの連携が特に印象的です。テキスト生成や画像認識などのAI機能が端末上で高速に処理され、クラウドに依存せずプライバシーを保ちながら作業できる点は革新的です。24GBのメモリは、これらのAI処理においても大きなアドバンテージとなっています。
コストパフォーマンス
M4 MacBook Airは確かに高価な買い物です。しかし、3年使ったM1と比較すると、以下の点で価値があると感じています:
- 複雑な作業での時間短縮(時間=お金)
- 将来のmacOSアップデートや新機能への対応
- 長期的なサポート期間の確保
特に、仕事で使用する場合、生産性向上による投資回収は比較的早いでしょう。24GBメモリモデルは価格が上がりますが、プロフェッショナルな作業をする方には十分な価値があります。
まとめ:アップグレードすべきユーザーは?
アップグレードをおすすめするユーザー
- クリエイティブ作業が多い方: 動画編集、写真編集、3D作業などを行う方
- 開発者: 複数の開発環境を同時に動かす必要がある方
- マルチタスク重視の方: 同時に多くのアプリを開いて作業する方
- 将来を見据えた投資をしたい方: 長く使い続けることを前提としている方
今のM1でも十分かもしれないユーザー
- 基本的なタスクが中心の方: Webブラウジング、文書作成、メールチェックが主な使用目的の方
- 予算を重視する方: M1も依然として優れたパフォーマンスを発揮します
いかがでしたでしょうか?
M1からM4へのアップグレードは、一見すると「必要か?」と問われる選択かもしれません。しかし、複雑なタスクをこなす機会が増えている方や、将来性を見据えた投資をしたい方にとっては、十分に価値のあるアップグレードだと感じています。
特にAI機能の進化と、それを支えるハードウェアの性能向上は、今後のコンピューティングの方向性を示唆しているようで興味深いです。Appleのシリコン戦略は、まだまだ発展の余地があり、これからの展開が楽しみです。
みなさんの使用状況やニーズによって最適な選択は異なると思いますが、この記事が少しでも参考になれば幸いです。何か質問があればコメント欄でお待ちしています!
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ブログ再開してみました。
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— 水野信太郎 -Manta- RevOps C.C/Marketer/アーティスト (@chopindepon41) May 29, 2021
本日もご拝読有難うございました♪
引き続きよろしくお願いしマンタ!!!
コメント
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