【2021年09月】JAZZ新譜5つをレビュー!?かなり実験的な作品が多いかも!?

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マンタです。普段はスタートアップ企業で働き、週末は音楽や趣味を探求し新しい生活様式を模索しています。

今回はJAZZの新譜を5つレビューしていければと思います。
情報源はApple MusicのJazzカテゴリーのNew Releaseですが、これすら自分ごのみになっているのではないかと思うレベルでかなり実験的な作品が多いようにみられました。

良ければ参考にしてみてください。

1. Silver Lining Suite – 上原ひろみ

驚いたのが編成です。ジャケットをあまり見ずに聴き始め、「THE PIANO QUINTET」と書かれていたので、「あ、Trioじゃないんだ」と思って聞き始めたのですが、まさかPiano+弦楽4重奏のQUINTET(5人構成)とは・・・。ピアニスト、編曲者としても卓越された才能をお持ちの方ですがここへきてさらに一段高みに登ったようなそんな作品になっています。

2.Side-Eye NYC(V1.IV) -Pat Metheny

こちらは長くギタリストとしてJazzシーンを牽引しているPat Methenyの新プロジェクト「Side-Eyeプロジェクト」による新譜です。
新進気鋭の若手を起用し、過去の名曲を新解釈で演奏するというもの。
メンバーが若返る中であっても、メセニーのプレイが明確に光る素晴らしいアルバムとなっています。

3.Selflessness – Dave Liebman


3枚目は私の好きなSaxプレイヤー、Dave Liebmanのアルバムです。
彼のバンドとしてJohncoltraneを新たな解釈をしてプレイした新しいトリビュート作品となります。
こちらは彼の75歳の誕生日に発売されたようですが、アルバムではとても75歳とは思えないアグレッシブなサウンドを聞くことができます。やはり素晴らしいプレイヤーです。

4.Michel Stephenson Meets Alexander Claffy with His Trio – Micheal Stephenson&Alexander Claffy

かなり長いタイトルですが、このMichel Stephensonがvocal兼Saxプレイヤー兼コンポーザーのようで、今回は歌メインにスタンダードを美しく歌い上げています。
歌ものはあまり聞かないのですが、これはかなり自然に聴けるスッキリとしたアルバムのように感じますね。
バックのTrioもなかなかいい味出しています。

5. Sounds from the Ancestors – Kenny Garrett

最後はKenny Garrettです。タイトルである「先祖たちからの声(音)」という通り、かなりスピリチュアルで刺激的なサウンドになっています。
また2曲目ではRoy Hargrove、4曲目ではアート・ブレイキー/トニー・アレンと先だった3名への敬愛を込めたサウンドを披露しています。
素晴らしいkenny Garrettの世界を堪能できる精力的な1枚です。


 

今回は直近発売されたJazzの新譜をレビューしてみました。
個人的にはやはりどれも捨て難いですが、Kenny Garrettの新譜がかなりお気に入りです。

まだまだコロナ禍でミュージシャンには厳しい状況が続いていますが、コロナ禍であるが故の実験的なサウンドやこの期間に出る新譜については、可能な限り広めていき、音楽の火を灯し続けていければと思っています。

本日もご拝読ありがとうございました!

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