【MNG】ベース歴26年のセミプロベーシストが選ぶ初めての6弦ベースとその目的!そして多弦楽器と向き合う時の注意点について!

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マンタです。DX/RevOpsコンサルタント、副業ミュージシャン兼個人事業主として次のビジネス、音楽や趣味を探求し、新しい生活様式を模索しています。

今回思うところがあり人生で初めて”6弦ベース”を購入しました。
私はベースプレイヤーとして頑なに多弦(5弦含む)を避けてきたのですが、その思いの変化と購入目的、そして改めて6弦ベースと向き合うことで感じた注意点について整理できればと思います。

思いの変化:そもそもなぜ多言ベースを避けていたのか??

1つはジャズベースのレジェンドであり、神様であるRay Brownのこの動画です。

「良いベースサウンドを提供すること、それが最も重要である」

ウッドベースも演奏する私としては、弦1つ、1つのポジションでの音の鳴らし方がとても難しく、練習が必要な点をよく理解しています。エレキベースは多少それが緩和されますが、それでも4本の弦をコントロールし切ることで精一杯なので、さらに弦の数が増える多弦ベースでは「良い音を提供する」ことが困難になるだろうと考えていました。

またベースとしての良いサウンドというのは、その楽器が役割として持つ”音域”における良い音だと私は解釈しています。つまるところ”低音”です。低音を”アンサンブルという観点で良い音”で届けることと考えると高音域は求められていないと判断し、多弦を利用してこなかった理由です。

またもう1つはこちらです。

なぜ制約があった方が人はクリエイティブになれるのか? デザイン会社 ビートラックス: ブログ
イノベーションとは、制約に対する創造的なアプローチ。一見すると邪魔くさいように思える制約が、実はイノベーションを生み出すため不可欠な要因となっている。制約によって想像力が解き放たれ、よりユニークな手法が思いつく。制約は創造的な領域で役割を果...

東京とサンフランシスコに拠点を持ち、グローバルなブランディングやサービス開発、教育を勧められているbtraxのブランドンさんのブログです。ありがたいことにふとしたことで2024年サンフランシスコに訪問した際には、オフィスにお邪魔させていただき一緒に食事をさせていただきました。

彼のブログからですが、クリエイティブであるためにはある種の制約が必須であるとのこと。確かに自由度が高い=クリエイティブとは限らないですね。昔のスーパーファミコン時代のFFのBGMを考えると制限があった方が、素晴らしい作品が生まれる可能性が高まることは感覚的にも理解できます。

この考え方もあり、多弦を安易に選択することで、「制約」がゆるくなることを危惧して多弦ベースを避けていました。

しかしこれはこれで大事ですが私の中でも少し変化が出てきました。

変化の内容と6弦ベース購入の目的

その変化とは「多弦ベースはベースと捉えなくても良くないか?」です。

どういうことでしょうか?多弦ベースはベースではないのか?
私の中ではそういう結論になってきています。厳密には「ベースの音域をカバーできる別の楽器」ですね。そのためベースプレイヤーとして重要である「良いベース音を提供すること」に固執しなくてもよくなります。

またベースという楽器ではないと捉えることで、別の使い方ができます。例えばコード楽器としてです。私はギターも多少は嗜みますが、しっかり引けるかと言われると正直微妙です。

ただベースという形式の楽器であれば、演奏歴はかれこれ25年以上・・・。目を瞑ってもある程度引くことができるレベルです。そう考えれば、ベースをコード楽器のように扱うという別目的で遊んだりすることができます。そう考えて、色々意識を変えてみると楽しめるのだろうと考え、今回6弦ベースを購入しました。

6弦ベース1本目はSCHECTERのSTUDIO6に決定

右が生涯のメイン楽器FoderaのEmperor2(97年製)、左が今回購入したSCHECTERのSTUDIO6です。(正式名はSCHECTER STILETTO STUDIO-6)弦間は17mmとちょっと狭めに作られており、ネックもかなり薄めで、Ibanezの6弦ぐらい結構細めに造られています。ただそれでも4弦と並べると太いですねw

価格は18万でしたがこの価格でスルーネックなのがポイントです。Foderaもスルーネックなのでこの辺りはこだわりかもしれません。24フレットで、SCHECTERオリジナルのパーツ群、プリアンプは18v仕様でSCHECTERのオリジナル。EMGピックアップが載っています。ボディ材はブビンガトップ、マホガニーバックのラミネイトウィングボディで、非常にストレートな音がします。

弦を何にするかで結構変わりそうなので、6弦も色々試そうかと思いますが、おそらくMakbass(6限があれば)か、エリクサーに決まるだろうと思っています。(巡った結果コーティング弦が好みということが判明しているので)

サウンドはこんな感じです。

自宅のアンプはPhill Jones Bassのdouble fourというアンプです。自宅では正直これぐらいでいいかなとは思っていますが、最近はMarkbassのアンプの方が好みなのでそちらの購入を密かに検討していますw

間にいくつかエフェクターは挟んでいますがこの時は全てOFFにしています。シンプルですが、真があり加工なくとも素直な音がして好みですね。これだけ真があれば、エフェクターでの色付けをしてもベース本体の色が損なわれないだろうと思っています。

ただまだまだ練習が必要ですね。
セッションでも使ってみましたが、いまだにどの弦を弾いているのか間違えることが多いです💦
特に3弦を弾こうとして2限を触っているとかが多いので、この辺り持ち替えた際に素直に頭も体も切り替えられるように遊びながら習得していこうと思います♪


いかがでしたでしょうか?

ベースを13歳ではじめ、いまだ演奏を続けている社会人ベーシストが、考え続ける”ベース像”とそれを少し壊すために6弦ベースを初めて手に入れたお話でした。

今後Youtubeなどではウッドベース(Czech Ease)、4弦フレットレス(fodera)、そして6弦ベース(SCHECTER)の3本を中心に動画やサウンドを作っていきたいと思います。

またBlog以外にもYoutube、TikTokやXでも情報発信をしていますので、よかったら覗いていただき、フォローいただけると励みになります♪

Manta's ch - Bass&Ramem lover in Japan
マンタです。本業はDX/RevOpsコンサル、副業でミュージシャン、人材育成など手広く好きなこと仕事にしながら、次の新しい生活様式を模索しています。ハマっているNier Recarnationのプレイ動画や、ライブ映像、音楽関連商品のレビュ...
@shintaro_mizuno

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引き続きよろしくお願いしマンタ!!

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